伊勢で11月21日「みえ現場de県議会」 「若者と地域づくり」テーマ 三重

中森博文三重県議会議長は13日の定例記者会見で、議員と県民が対話する「みえ現場de県議会」を、11月21日にシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市岩渕1丁目)で開くと発表した。

「若者とこれからの地域づくり」をテーマに開催。4月9日投開票の県議選で投票率が過去最低の41・52%にとどまったことなどを受け、若者に政治や議会への関心を持ってもらうことを目的に開く。

県議会からは、正副議長を含む12人の県議らが出席。地域貢献の活動に取り組む皇學館大の学生や「地域つながり特命係」を務める玉城町職員のほか、15―29歳の一般参加者が意見交換する。

主催する広聴広報会議の座長を務める杉本熊野副議長は会見で「若者が政治や議会をどのように捉えているのかを聞く。政治への関心を高め、若年層の投票率を向上させる方策を考えたい」と述べた。

県議会は一般参加者を募集している。29日午後5時までに県議会のホームページから申し込む。傍聴は申し込み不要。問い合わせは県議会事務局企画法務課=電話059(224)2877=へ。