F1選手の手形記念碑 鈴鹿・白子駅、日本GP控え7号旗新設 三重

【手形に手を添える田中会頭=鈴鹿市の近鉄白子駅西口ランドマークエリアで】

【鈴鹿】22日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開幕する自動車レース「F1日本グランプリ」を前に、同市の近鉄白子駅西口ランドマークエリアで12日、昨年の同レースで1―3位に入賞した選手3人の手形などを刻んだ記念碑1基が初披露された。

鈴鹿商工会議所(田中彩子会頭)が「モータースポーツのまち鈴鹿にふさわしいシンボル」として設置し、市に寄贈した。平成27年から継続しており、ことしで7回目。

エリア内には過去の記録を記した1基やモニュメント、7年分の優勝選手らの手形記念碑が並んだ。

今回新設した「モノリス7号旗」は高さ1・5メートル、幅65センチ、厚さ8センチのステンレス製。手形部分はブロンズ製。レース後に優勝したマックス・フェルスタッペン、2位のセルジオ・ペレス、3位のシャルル・ルクレールの3選手から手形を取り、加工した。記念碑には手形のほか、成績やサインを記す。

式典では田中会頭が「今後も継続できるよう、ホンダモビリティランドの協力を得ながら市と協議していく」とあいさつ。田中会頭のほか、末松則子市長、ホンダモビリティランドの小田栄次郎鈴鹿サーキット総支配人が、記念碑にかけられた布を除幕した。