落語で笑って交流 亀山、本町地区高齢者ら敬老会 三重

【落語を披露する幕の内平助さん=亀山市本町1丁目の本町地区コミュニティセンターで】

【亀山】三重県亀山市本町地区まちづくり協議会(坂口健次会長)は6日、同市本町1丁目の本町地区コミュニティセンターで、令和5年度「交流ふれあい広場・敬老会」を開催。同地区の65歳以上の高齢者ら53人が参加した。

来賓の櫻井義之市長は、あいさつで「本市は、健康に関する知識の習得と実践の場として10月7日、『かめやま健康都市大学』を開校します」と紹介し、「男も女も皆が願う、健康で長生きできるよう、明るく元気にお過ごしください」と述べた。

催しでは、大人の落研「みたらし会」の金魚印まんぼうさんと一福亭茶か子さん、同地区出身の幕の内平助さんの3人が落語を披露し、会場を笑いで包んだ。

また、同地区の亀山東幼稚園と第二愛護園の園児らが「いつまでもげんきでいてね」と書いたテッシュボックスを一人一つずつプレゼントしたり、全員参加のビンゴ大会で盛り上がった。

坂口会長は「コロナの影響で約3年と少し、なかなか皆さんが会える機会がなかったが、久しぶりに触れ合いながら、交流を楽しんでいただけた」と話していた。

市によると今月1日現在、65歳以上の市民は1万3496人(高齢化率27・4%)で、同地区は592人。市の高齢化率を4・1%上回る31・5%。市の100歳以上は29人(男4人、女25人)。最高齢者は105歳の女性。