市民らロボット操作楽しむ 亀山市立中央公民館で「教養講座」 三重

【コントローラーを操作しロボットを動かす受講生(右端)=亀山市若山町の市青少年研修センターで】

【亀山】三重県の亀山市立中央公民館は3日、同市若山町の市青少年研修センターで、教養講座「プレミアムストーリー7・ロボットに触ってみよう」を開き、市民ら15人が受講した。

プレミアムストーリー7は、6―11月にかけ同市にゆかりの人物や歴史、食べ物などをテーマに全7講座を開講。

この日は、三重大学工学部ロボコン部の2、4年生計5人が講師を務めた。受講者らは、同部の学生が製作した、四輪を付けた車型ロボットを動かし、帽子をつかんで投げたりボールを飛ばすなどの操作体験を楽しんだ。

市立亀山東小4年生の福島颯人君(10)は「コントローラーのボタンを押したら横に動いたり、回ったりして楽しかった」とし、「帽子を投げるのが面白かった」、大学四年生の岡本将英部長(21)は「今後は、多くの人にロボットに触れて、楽しんでもらえるよう、出張講座などでロボットを披露したい」と話していた。

ロボコン部は平成14年から、活動を開始。ことし3月に開催した「春ロボコン関西大会」では、決勝トーナメントに進出し、ベスト8の成績だった。