皇學館大、四日市大が先勝 三重学生野球秋季リーグ開幕

【近大高専―皇學館大 四回裏無死二、三塁で4打席連続適時打となる中前適時打を放った皇學館大井田=ダイムスタジアム伊勢で】

(第1週・ダイムスタジアム伊勢)
明治神宮大会につながる三重学生野球リーグの秋季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は2日、開幕した。2戦先勝の勝ち点制で争われ、県内5校が5週に渡って対戦する。初日は皇學館大―近大高専、四日市大―鈴鹿大の各1回戦があり、皇學館大、四日市大が先勝した。

皇學館大はチーム15安打にチーム10盗塁と足も絡めて近大高専に22―0の五回コールド勝ちし10季連続のリーグ優勝へ好発進。3番井田翔斗(4年・津商)が4打数4安打4打点の活躍。プロ注目の大型打者、4番村田怜音(4年・相可)は2四球を選び2打数1安打1打点。四球で出塁した一回、盗塁も披露した。

四日市大は鈴鹿大に5―4の延長十回サヨナラ勝ちした。九回を終えて4―4の同点で、無死一、二塁から再開するタイブレークにもつれ込むと、十回表の鈴鹿大の攻撃を無得点に封じ、その裏、無死満塁の好機で1番加藤粛斗(3年・磐田東)の左犠飛で三走瀧本悠太(2年・九州国際大付)がサヨナラのホームを踏んだ。

【鈴鹿大―四日市大 延長十回裏無死満塁から四日市大1番加藤粛の左犠飛で三走瀧本がサヨナラの生還=ダイムスタジアム伊勢で】