花や果物、透明水彩で 鳥羽、水彩画同好会が作品展 三重

【優しい色合いの透明水彩で描いた作品が並ぶ会場=鳥羽市大明西町の鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」で】

【鳥羽】三重県鳥羽市大明西町の鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」で、鳥羽水彩画同好会の作品展が開かれ、季節の花や果物などを優しい色合いの透明水彩で描いた作品が展示されている。観覧無料、12日まで。

市の生涯学習講座で水彩画を学んだ受講生有志らが同会を結成し、現在は50―80代の女性14人が所属。市立図書館で月一回、講師を務める画家で陶芸家の荘司武臣さんの指導の下、楽しみながら作品制作に取り組んでいる。

年に一度開く同展には、生徒らと荘司さんが計29点を出展。細部まで繊細に表現したヒガンバナやシャクヤク、洋梨と海の風景を一緒に描いた作品、爽やかな色彩で仕上げたハンゲショウやアイリスなどが訪れた人の目を楽しませている。

荘司さんは「作品の爽やかさや透明感を見てもらいたい。どんな物でも絵の題材になると知ってもらえれば」と話した。