福祉や地域活性化で包括連携協定 伊勢市と第一生命三重支社

【協定書を交わした鈴木市長と本夛支社長(右)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の伊勢市と第一生命保険三重支社(津市)は30日、福祉の向上や地域活性化に向けた包括連携協定を結んだ。

協定により、健康増進や地域イベントの振興など五項目で連携。市民のがん検診の受診促進に向けた取り組みや、伊勢まつりやマラソン大会への協賛、高齢者見守り活動などで協力していく。そのほかの取り組みは、今後協議しながら進める。同支社が県の自治体と包括連携協定を結ぶのは、伊賀市に続き2例目。

市役所であった締結式で、鈴木健一市長と本夛光一郎三重支社長が協定書を交わした。鈴木市長は「地域課題の解決のため力添えいただき、よりよいまちづくりにつなげたい」と述べた。

本夛支社長は「市の発展、地域の健康づくり分野で貢献できれば幸い。市民の皆さんに役立つ取り組みを、市と相談しながら進めたい」と話した。