陶芸家、森工人さんが個展 四日市、茶わんや酒器など100点

【ふた付きの瓶(右)を紹介する森さん=四日市市安島の山画廊で】

【四日市】三重県桑名市安永の陶芸家、森工人(のりと)さん(52)の個展が31日、四日市市安島の山画廊で始まった。9月10日まで。同月4、5の両日は休み。

山画廊での個展は2年ぶりで、茶わん、酒器、コーヒーカップ、急須、鉢、花瓶など約100点を展示した。

ふた付きの瓶は、ふたのつまみの部分の先がとがっているのが特徴で、精緻な赤絵が施されている。萬古焼の伝統的な盛絵の技法を使い、月下美人を描いた直径45センチほどの大きな鉢も並ぶ。

森さんは「新作を中心に作品をそろえた。楽しんでもらえたら」と話した。