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【鈴鹿】三重県鈴鹿市南玉垣町の鈴鹿医療科学大学(豊田長康学長)と伊勢市楠部町の私立皇學館高校(芝﨑俊也校長)は29日、同大学白子キャンパスで高大連携に関する協定を締結した。
大学教員の出前授業や探求活動への協力支援などの取り組みを進め、生徒の医療分野への理解を深める。
両校は二年前から、高校の進路ガイダンスに大学教員が参加するなどの交流を深め、今回の協定締結につながった。同高からは毎年20人程度が同大学に進学するという。
協定調印式で芝﨑校長は「医療分野を通して社会に貢献したいとの思いを有する生徒の進路実現に一層つながるものと期待している」、豊田学長は「高大連携が進化することは喜ばしい。地域に医療人材を供給し、貢献できるよう期待している」とそれぞれあいさつした。