地域活性化、産業振興へ 志摩市とよい仕事おこしフェア実行委員会が協定

【包括連携協定を締結した橋爪市長(右)と川本理事長=志摩市役所で】

【志摩】三重県志摩市はこのほど、全国40の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア実行委員会」(事務局・城南信用金庫)と包括連携協定を締結した。地域活性化や産業振興、中小企業支援に向けて連携を図る。

実行委は中小企業の販路拡大に向けた商談会「よい仕事おこしフェア」を開催するとともに、全国の信用金庫が連携したビジネスマッチングサイト「よい仕事おこしネットワーク」を運営し、商品開発や地域活性化などに取り組んでいる。自治体や企業、大学などと連携協定を結んでいて、同市は109例目となり、県内では初めてという。

市役所で締結式があり、橋爪政吉市長と城南信用金庫の川本恭治理事長が協定書を交わした。

橋爪市長は「地域課題の解決や産業の活性化に力を貸していただき、ネットワークに参画することでいい波及効果が生まれるような取り組みを進めていきたい」、川本理事長は「志摩市の皆さんと新たな協力関係を築き、一緒に日本を明るく元気にしていきたい。ネットワークを通じて全国の皆さんに志摩市の魅力を知ってもらいたい」と話した。