盆踊りや夜店に8000人 四日市で4年ぶり三菱ケミカルグループ納涼祭 三重

【大道芸を楽しむ子どもたち=四日市市東邦町の塩浜グラウンドで】

【四日市】三重県四日市市東邦町の三菱ケミカル三重事業所(梅澤幸樹事業所長)は24日夕、同所の塩浜グラウンドで4年ぶりとなる「三菱ケミカルグループ納涼祭」を開いた。従業員と家族、地域住民ら約8千人が盆踊りや夜店を楽しんだ。

四日市諏訪太鼓保存会による勇壮な太鼓演奏でオープニング。市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」も登場し、子どもたちとのジャンケン大会で会場を盛り上げた。また、大道芸人親子「加藤みきお&ひろみち」のパフォーマンスやシンガー・ソングライター水本諭さんによるアコースティックライブもあった。

【勇壮な太鼓演奏を披露する四日市諏訪太鼓保存会メンバー=四日市市東邦町の塩浜グラウンドで】

グラウンドには、同グループ従業員出店の金魚すくいやくじ引き、輪投げ、焼き鳥、唐揚げ、かき氷などの夜店42店が軒を連ねた。会場中央のやぐらを囲んで、四日市フォークダンス民踊協会のメンバーがそろいの浴衣で「塩浜音頭」や「炭坑節」などを踊り、家族連れらが踊りの輪を広げていた。

梅澤事業所長(60)は「天候が不安定な中での開催。楽しみに待っておられた地域の方々と従業員とのふれあいで、一層親睦を深め合えました」と話していた。