会員らの水彩、鉛筆画作品 四日市でたけのこの会展 三重

【会員らの会心作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市諏訪栄町の近鉄文化サロン四日市絵画教室「たけのこの会」(岡本有希代表)は25日、同市安島の市文化会館第四展示室で「第14回たけのこの会展」を開いた。画家伊藤宏さん(83)の指導で、会員13人が自由なテーマで描いた水彩、鉛筆画作品30点を展示している。27日まで。

飛騨高山への旅の途中で出合った巨木のごつごつとした幹を質感豊かに捉えた「老柳」、船上で出漁準備をする高齢の漁師を描いた「キャプテン」、諏訪公園で開催されたジャズフェスの様子を3枚1組でワイドに表現した「秋のフェスティバル」など、会員らの会心作が、来館者らの目を楽しませている。

独立協会準会員の伊藤さんは「それぞれが明確なテーマを持って描きたい題材を探し、表現の幅を広げている。個性が光る作品を多くの方に見ていただきたい」と話していた。