度会エンペラーズが全国3位 小学女子ソフト「最高の思い出に」 三重

【全国大会で3位となり、中村町長(後列右)らに報告した度会エンペラーズの選手ら=度会町役場で】

【度会郡】全国から48チームが出場し、7月29日―8月1日に三重県熊野市で開かれた全日本小学生女子ソフトボール大会で3位となった、度会町の小学生女子ソフトボールチーム「度会エンペラーズ」の報告会がこのほど、町役場であった。

度会エンペラーズには同町などの1―6年生17人が所属し、町内のグラウンドで練習に励んでいる。

大会では主将で捕手の山下結愛さん(度会小6年)を中心に、チーム一丸となって1、2回戦を圧倒的な強さで勝ち上がった。3回戦、準々決勝と接戦を制して準決勝に進出したが、一昨年の大会で優勝した掛川桔梗女子ソフト(静岡)に惜しくも敗れた。

報告会には山本宏一監督や選手15人が出席し、一人ずつ感想を述べた。山下さんは「苦しい時もあったが、チームのみんながいれば勝てると信じてやり切った。このメンバーで3位をとれたことが最高の思い出になった」と大会を振り返った。山本監督は「8年前に準優勝して以来、5回目のベスト4挑戦で3位になることができた。子どもたちが本当によく頑張ってくれた」と話した。

中村忠彦町長は「いつも練習している成果が出たと思う。この経験を生かしてこれからも頑張ってもらいたい」とエールを送った。