三重交通バステーマの客室登場 三交イン伊勢市駅前別館 三重

【本物のバスの運転席が設置された客室(三交イン提供)】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢市駅前にあるホテル「三交イン伊勢市駅前 別館Grande」に、同ホテルのグループ会社「三重交通」(津市)とコラボしたバスをテーマにした客室が登場した。室内の一角に、本物のバスの運転席を設置。バスの運転士気分が楽しめる。

実際に県内で約20年間走行していた三重交通バスの運転席を、ツインルームの1室に移設した。ハンドルや方向指示器、サイドブレーキなどの操作ができ、正面の液晶モニターに、運転席から見える市内の走行風景が映し出される。

また部屋の壁面には、昭和期や現代のバス停の丸看板のレプリカなどを設置。バスの座席シートと同素材の生地を使ったクッションも用意した。

【バスの座席シートと同素材の生地でできたクッション(三交イン提供)】

宿泊料は、2人1室で3万円程度から。宿泊者には、バスの行き先を表示する「方向幕」をデザインしたオリジナルタオルをプレゼントする。

三交インの担当者は「ファミリーやバス好きのお客様に、本物の運転席で、運転士気分を満喫していただけたら」と話していた。

予約は、公式ホームページや宿泊予約サイト、電話で受け付ける。問い合わせは同ホテル=電話0596(65)7735=へ。