広島被爆体験語る 26日に松阪九条の会が集い

【「戦争体験に学ぶつどい」への参加を呼び掛ける後藤(左)、猿木両氏=松阪市役所で】

【松阪】松阪九条の会は26日午後1時半から、三重県松阪市本町の同市産業振興センター2階人材育成講座室で、第14回「戦争体験に学ぶつどい」として、「いが折り鶴の会」の森岡文孝代表(77)=伊賀市下阿波=の講演会「同じ悲劇を二度と繰り返してはいけない―広島での被爆体験を語る―」を開く。

松阪九条の会は平成18年に発足し、会員は約700人。戦争体験に学ぶつどいの他、毎年総会と記念講演会、憲法カフェ、映画上映会などに取り組んでいる。

森岡さんは生後7カ月で爆心地から2・2キロで被爆し、父と祖父母を亡くした。「三重県原爆被災者の会」の会長を務めた。

同会呼びかけ人代表の後藤健一元県議は「体験はじかに伝わってくる。戦争体験者が少なくなる中、非常に意義が大きい」と来場を呼びかけている。

入場無料。一口500円でカンパを募る。問い合わせは同会運営委員の猿木恭二さん=電話090(4853)4632=へ。