ホンダ鈴鹿、鈴鹿大など4強 三重県知事杯・社会人大学野球選手権が開幕

【鈴鹿大―三重高虎BC 一回表2死二塁、鈴鹿大4番西林の適時打で二走瀬田が生還。鈴鹿大が1点先制=ダイムスタジアム伊勢で】

第4回三重県知事杯争奪社会人・大学野球選手権大会は19日、伊勢市楠部町のダイムスタジアム伊勢で開幕。初日は1回戦3試合が7イニング制で行われ、不戦勝の奥伊勢クラブのほか、ホンダ鈴鹿、皇學館大、鈴鹿大が20日の準決勝に駒を進めた。20日の準決勝第1試合は皇學館大―奥伊勢クラブ(午前9時~)、第2試合はホンダ鈴鹿―鈴鹿大(同11時半~)。入場無料。

【四日市大―ホンダ鈴鹿 安定した守備を見せたホンダ鈴鹿・中川=ダイムスタジアム伊勢で】

大会4連覇を目指すホンダ鈴鹿は四日市大を6―2で下して初戦を突破した。社会人日本代表で、アジア大会に向け今月18日まで鹿児島県で行われた強化合宿帰りの中川拓紀遊撃手も2番で先発出場し4打数1安打1打点の活躍。初回に二盗を決めたほか華麗な守備でチームをもり立てた。

大会は社会人野球のJABA三重県野球連盟と三重学生野球リーグの共催。審判、記録員らも含めた交流で両団体のレベルアップにつなげるため年1回開催している。ホンダ鈴鹿のトレーナーによる大学生向けのコンディショニング講習会も開かれた。