ネコの殺処分ゼロ目指す 亀山で音楽イベント、交通安全啓発も 三重

【野外音楽ライブの様子=亀山市関町萩原の名阪関ドライブインで】

【亀山】ネコラブミュージシャンズ実行委員会(京極雪之介委員長)が主催する、ネコの殺処分ゼロを目指すイベント「関の夏フェス・動物愛護ミュージックフェス」が19日、三重県亀山市関町萩原の名阪関ドライブインで開催された。

実行委は、ネコの殺処分ゼロに賛同する音楽家らで構成。今年設立60周年を迎えた同ドライブインが協力し、亀山で初めてイベントを開いた。

イベントは、プロとアマチュアミュージシャン計8組(10人)による野外音楽ライブ、県会議員が参加した「殺処分ゼロフォーラム」のほか、ミニマルシェや忍者の手裏剣に似たとび道具「輪」をモチーフにした新スポーツ「手裏輪(しゅりりん)」体験などがあった。

京都市在住でプロジャズピアニストの京極委員長は「三重県は行政と動物保護団体による連携で、令和4年度はネコの殺処分はゼロと伺っている」とし、「ネコの命の大切さを多くの人に知ってもらえる活動を今後も続ける」と話していた。

【ライダー(右)に交通安全を呼びかける県警高速交通警察隊員ら=亀山市関町萩原の名阪関ドライブインで】

一方、同ドライブイン駐車場では、県警本部交通部高速道路交通警察隊の上野、亀山の両分駐隊と北勢国道事務所が、この日8月19日を語呂合わせで「バイク」の日として、交通安全街頭啓発活動を実施し、立ち寄ったライダーやドライバーに「交通事故に気を付けて運転してください」と呼びかけた。