連休とお盆期間の海の事故3件 鳥羽海保

鳥羽海保は18日、連休とお盆期間の11―16日の事故状況を発表した。同海保管内のマリンレジャーに関する事故は前年比1件増の3件だった。

同海保によると、事故の内訳は人身事故1件とヨットの事故2件。人身事故では志摩市の海水浴場外の海で泳いでいた愛知県の男性が溺れ、付近のサーファーに救助された。命に別条はなかった。

担当者は「海水浴場以外では泳がないようにしてほしい。波が高いと、自分が思ったように泳げない。自身の泳力を過信せず、気象海象にも十分注意して」と呼びかけている。

ヨットの事故は志摩市と南伊勢町であった。うち南伊勢町では、燃料系統の故障で漂流状態となったヨット(5人乗り組み)が岩場に乗り上げたが、救助船がえい航し、救助した。