三重4区に新人青沼氏、立民が擁立へ、次期衆院選 長野出身のジャーナリスト

立憲民主党県連が次期衆院選の三重4区に、フリージャーナリストで新人の青沼陽一郎氏(55)を擁立する方向で調整していることが18日、関係者への取材で分かった。正式に決まり次第、発表する。

関係者によると、青沼氏は衆院選に向けた党本部の公募に応じていたという。立民は地下鉄サリン事件などを取材したジャーナリストとして一定の知名度があることなどを踏まえ、擁立を決めたとみられる。

青沼氏は長野県出身。早稲田大を卒業後、テレビ番組の制作などを経てジャーナリストとして独立した。著書に「池袋通り魔との往復書簡」や「オウム裁判傍笑記」(いずれも小学館文庫)などがある。

次期衆院選の三重4区には、自民現職で内閣府政務官の鈴木英敬氏(49)と、共産新人で元津市議の中川民英氏(55)も立候補する見通し。前回選挙は鈴木氏が中川氏と立民の新人を破って初当選した。