鈴鹿市とダイナムが災害協定 一時避難場所を提供 三重

【協定書を手にする春日井ストアマネジャー(右)と末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は17日、全国的にパチンコ店を展開するダイナム(本社・東京都荒川区、保坂明社長)と「大規模災害時における施設の一時使用等に関する協定」を締結した。

協定締結により、大規模災害発生時にダイナム鈴鹿店=同市算所町=の駐車場の一部を車中避難者の一時的な避難場所として市に提供するほか、避難者にトイレや水道設備などを可能な範囲で提供する。

協定はダイナムが地域共生の取り組みの一環として、各自治体と全国的に進めており、県内では松阪市や名張市などに次いで5番目。

協定締結式には末松則子市長のほか、ダイナム鈴鹿店の春日井均ストアマネジャーらが出席。末松市長は「協力をしていただけることは非常にありがたく、大変心強い」、春日井ストアマネジャーは「地域にできることを実行していく。万が一の時には最大限協力する」とそれぞれあいさつした。

保坂社長が事前に押印した協定書を春日井ストアマネジャーが確認し、末松市長が押印した。