鈴鹿の高齢者宅を訪問 末松市長、敬老の日にちなみ 三重

【大家さん(左)と歓談する末松市長=鈴鹿市南旭が丘2丁目の自宅で】

【鈴鹿】9月18日の「敬老の日」にちなみ、鈴鹿市の末松則子市長が17日、市内の高齢者宅を訪問し、記念品を贈って長寿を祝った。

市はことし100歳を迎える51人に、記念品として今治謹製の木箱入りタオルセット(約8千円相当)を贈呈する。対象者には敬老の日までに届ける。

この日、末松市長は5月9日に百歳となった同市南旭が丘二丁目の大家价市さんの自宅を訪問。記念品を手渡した後、大家さんの日常生活や好きな物の話などをして歓談した。

大家さんは自炊しながら元気に一人暮らしをしており、介護認定も受けていない。運動を兼ねて近所のスーパーまで片道約20分歩くのが日課で、毎日夕飯のすしを買うという。

朝食は自分で炊いた茶がゆと野菜や魚の煮物、昼食はおにぎりを食べる。

健康の秘訣(ひけつ)は「好きなものを食べること」と笑顔を見せ、好きなテレビ番組は「『水戸黄門』と『なんでんも鑑定団』」と話した。

市内の100歳以上の高齢者数は男性15人、女性78人の計93人(6月末現在)。