旅券法違反疑いで男逮捕 三重県警名張署

【名張】三重県警名張署は17日、旅券法違反の疑いで、住所不定自称経営コンサルタント業、廣野こと酒井嘉隆容疑者(64)を逮捕した。

逮捕容疑は平成20年1月7日、大阪府内のパスポートセンターで自身が執行猶予中であることを隠した虚偽の申請書を提出し、同月15日に旅券の交付を受けた疑い。「申請書の説明を読んでいなかった」などと話している。

同署によると、別の事件の捜査で容疑が浮上し、平成22年5月に逮捕状を取得していた。先月、容疑者が中国の入管施設にいることがわかり、帰国した関西国際空港で逮捕した。