文化大使に俳優の葛山信吾さん 亀山市が委嘱

【櫻井市長(左)と握手を交わす葛山さん=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市は10日、同市出身の俳優、葛山信吾さん(51)=東京都在住=を市文化大使に任命した。

市役所で委嘱式があり、櫻井義之市長が、葛山さんに委嘱状を渡した。期間は同日から令和8年8月9日まで。

文化大使は、市の文化振興のため、市の魅力や良さを国内外に発信し、市のイメージアップを図るのが狙い。市は平成25年、同市出身や市にゆかりのある文学や芸術、スポーツや芸能など文化的分野で活躍している8人を文化大使に任命している。

18歳まで亀山で過ごした葛山さんは、高校3年生の時、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを獲得。その後、俳優としてテレビドラマや映画、舞台などで活躍している。

葛山さんは「折に触れ亀山に帰郷するたび、自然豊かな亀山でエネルギーをもらっている」とし、「まだまだ知らない亀山の各場所を歩き、自身のブログなどで亀山の良さを発信します。見かけたら気軽に声かけしてください」と話した。

櫻井市長は「9人目の文化大使として、快く引き受けていただきありがとうございます」と礼を述べ、「市の文化振興に関する提案や『亀山のシティプロモーション』のサポートなどよろしくお願いします」と語った。