境内飾るあんどん作り 津の千手院賢明寺、ご開帳奉納夏祭りを前に 三重

【川西さん(左端)の指導であんどんを作る参加者=津市久居元町の千手院賢明寺で】

【津】三重県津市久居元町の千手院賢明寺本堂で11日、あんどん作り教室があった。17、18日に同寺である千手観世音菩薩立像ご開帳奉納夏祭りで境内を手作りのあんどんで飾ろうと、地元住民でつくる千手観音奉賛会が10年以上前から実施。同会の川西彰さん(74)が講師を務めた。

幼児―小学生の親子ら15人が参加。1人3枚ずつの和紙に人気アニメのキャラクターや色とりどりの星、水風船など好きな絵を描いて絵の具などで着色し、セイタカアワダチソウの茎で作った三角すいの枠の側面に貼り付け仕上げた。

近くに住む稲垣香さん(42)は娘の穂香ちゃん(5つ)と参加し「お祭りは知っていたがあんどん作りは初めて。貴重な体験でお祭りに来る楽しみが増えた」と話した。

同祭りはご開帳法要のほか茅(ち)の輪くぐり、盆踊り大会、子ども花火などがあり、18日午後5時半から火渡り神事を行う予定。台風の接近状況により変更・中止の場合がある。問い合わせは同会の稲葉和久会長=電話090(3380)6750=へ。