速球武器の東恩納、積極性持ち味の攻撃陣 いなべ初戦の沖縄尚学、あす対戦

【沖縄尚学の主戦投手東恩納蒼(沖縄タイムス社提供)】

第105回全国高校野球選手権記念大会(日本高野連など主催)の三重県代表いなべ総合学園は11日の2回戦第1試合(午前8時試合開始)で、今春の選抜大会で16強入りした沖縄尚学と対戦する。

沖縄尚学は沖縄県那覇市の私立高。夏の甲子園は2年ぶり10回目の出場で、最高成績はベスト8。春の選抜大会では全国制覇を2回達成している。OBには福岡ソフトバンクホークスの東浜巨投手や嶺井博希捕手などがいる。

【沖縄尚学の主砲仲田侑仁(沖縄タイムス社提供)】

主戦投手は3年生右腕東恩納蒼。最速147キロの直球を武器に沖縄大会全5試合に登板し、31回3分の1を無失点に抑えた。打線は、今春の選抜大会で満塁本塁打を放った主砲の仲田侑仁を中心に、初球からバットを振る積極性が持ち味。

チームを率いる比嘉公也監督は、投手として1999年の選抜大会で同校の全国優勝に貢献。2008年の選抜大会では監督として東浜、嶺井らを擁して同校を全国優勝に導いた。