皇學館大、トヨタ自動車に敗れる JABA高山大会第2日

【皇學館大―トヨタ自動車 初回から我慢の投球を続けた皇學館大先発江南=高山市営中山公園野球場で】

社会人野球の第37回JABA高山市長旗・飛騨市長杯争奪高山大会(日本野球東海地区連盟主催)は9日、岐阜県高山市の中山公園野球場などで予選リーグ第2節4試合があった。本県から出場の皇學館大(三重)は、今年7月の都市対抗野球優勝の社会人チーム、トヨタ自動車(愛知)に3―10の八回コールド負けを喫して通算成績は1勝1敗になった。

皇學館大は一回、守備の乱れもつかれて3点を失うが、二回、プロ注目のトヨタ自動車右腕・松本健吾から5番大川陸(4年・飯山)、6番村田怜音(4年・相可)、7番井田翔斗(4年・津商)の3連打などで2点を奪い、一時1点差に詰め寄った。

【皇學館大―トヨタ自動車 三回トヨタ自動車無死一塁、皇學館大が捕手伊東の好送球でこの試合2つ目の二盗阻止(遊撃手井田)=高山市営中山公園野球場で】

先発は三重学生リーグで通算3度のリーグ最優秀投手賞受賞の江南怜(4年・津商)。6回まで11安打を浴びながら5失点と粘りの投球を見せたが、三回以降打線がつながらず、追加点が挙げられないまま、継投のタイミングでさらに5点を失った。

皇學館大は予選リーグ最終節の10日、飛騨市のサン・スポーツランドふるかわで、今年春の静岡学生野球リーグ優勝校で、5月の東海地区大学春季選手権で対戦した東海大静岡キャンパスと再度対戦する。

◆JABA高山市長旗飛騨市長杯争奪社会人高山大会第2日(9日・高山市営中山公園球場ほか)=県関係分
▽予選リーグ戦
皇学館大(三重)
02000001―3
30110005×―10
トヨタ自動車(愛知)
(八回コールド)
(皇)江南、奥田、若山、工藤―伊東
(ト)松本、渕上―五十嵐
▽本塁打 宮﨑(ト)
▽二 村田怜(皇)今井2、佐藤(ト)