お金の役割や銀行の仕事学ぶ 1億円を持ち上げる体験も

【1億円を持ち上げる小学生=四日市市安島のみずほ銀行四日市支店で】

【四日市】みずほ銀行四日市支店(三重県四日市市安島)は9日、同店で「子どもサマー・スクール」を開き、市内や鈴鹿市の小学生14人が参加した。

参加者は行員の案内で店内を見て回り、貸金庫の中に入ったり、ATM(現金自動預払機)コーナーの裏側を見学した。お金の役割や銀行の仕事を学んだり、四日市の歴史についても教わった。模擬紙幣を使ってお札を数えたり、1億円の現金、約10キロを持ち上げる体験もした。

夏休み恒例の催し。同支店は今年3月、支店開設140周年を迎え、その記念行事の一環として開いた。

参加した四日市市立川島小学校5年の宮崎太智(たいち)君(11)は「ATMの仕組みがよく分かり、勉強になった」と話した。