出会い・結婚を応援 四日市市マリッジサポート来月開始 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は8日の定例記者会見で、希望者の出会いや結婚を応援する「四日市マリッジサポート事業」を9月から始めると発表した。

同市が結婚を希望する独身者対象のセミナーや出会いの場となるイベントを実施するのは初めて。本年度当初予算を「出会い・結婚応援! 四日市で幸せになろう予算」と命名し、四日市マリッジサポート事業費として1億4300万円を計上した。

9月10日に開くマリッジサポートセミナーは、午後1時―同2時半に「結婚や仕事、子育ての希望を叶(かな)えるライフプランセミナー」、同3時―同4時半に「第一印象・コミュニケーション力を高めるセミナー」をオンラインで開催。参加費無料で、市文化会館での会場参加も可能。市内在住・在勤の独身男女が対象で、希望者は8月9日午前10時―9月6日午後5時に、専用ホームページ=http://yokkaichi-marriagesupport.jp=の応募フォームから申し込む。

9月23日に開く出会いイベントは、市内在住・在勤の20―39歳の独身男女を対象に、「ラ セーヌ マリアージュ四日市」(同市伊倉1丁目)で参加者年齢ごとに第1部から第3部に分けて開催。参加者はプロフィールシートを交換して1対1の会話を楽しみ、マッチング投票(カップリング)も行う。参加費1000円で、定員は各回男女各10人。応募多数の場合は抽選。希望者は8月9日午前10時―9月13日午後5時に、専用ホームページから申し込む。

森市長は「出会い・結婚支援に踏み込んで盛り上げていきたい。結婚したいという人が一定数いる一方で、コロナ禍の3年間で出会いの場が失われた。四日市で多くの方に幸せになっていただきたいので、まずは出会いの場、きっかけを作っていく」と述べた。