自慢のバイクでパレード 鈴鹿の公道、500台走行 三重

【国際レーシングコースを愛車で走行しパレードする参加者ら=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿商工会議所青年部(岡田基紀会長)は5日、日本最大級の交通安全パレード「バイクであいたいパレード」を開催。全国各地から集まったバイク愛好家らが自慢の愛車約500台に乗り、同市算所2丁目の鈴鹿ハンターから同市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースまで、約3・5キロを行進した。

パレードは同サーキットで開催中の「鈴鹿8時間耐久ロードレース」を盛り上げる地域振興事業の一環として、ことしで25回目。モータースポーツ文化と交通安全への理解を深めるのが狙い。

スクーターや大型バイクのほか、新聞配達や郵便局の働くバイクなど、さまざまなバイクに乗った一行が、縦列でゆっくりと公道を走行。一行が8耐前夜祭会場の国際レーシングコースに到着すると、観戦客らが手を振って出迎えた。

同青年部の清水健太副会長(39)は「8耐をまちぐるみで盛り上げていけることに誇りを持っている」と話した。