タクシーの日、交通遺児基金に10万円寄付 津で県協会

【(左から)森本副会長、青山支所長=津市雲出長常町の県自動車会館で】

【津】三重県タクシー協会(末吉利教会長、加盟42社)は4日、津市雲出長常町の県自動車会館で、公益財団法人交通遺児等育成基金に10万円を寄付した。

大正元年に日本で最初にタクシーが走った8月5日を「タクシーの日」の記念日としており、毎年全国でさまざまなPRをしている。県協会ではPRの予算を社会貢献に充てようと平成21年度と同26年度から毎年、同基金に寄付をしており今年が11回目となる。

贈呈式では同協会副会長の森本臣紀・嬉野タクシー会長(82)が同基金県内窓口の自動車事故対策機構三重支所の青山文彦支所長(51)に目録を手渡し「二種免許を持つ立場として安全安心が第一。事故の遺児の支援に役立ててほしい」と述べた。

青山支所長は「長年寄付を頂き大変ありがたい。交通遺児の育成や家族の援助に役立てたい」と謝辞し感謝状を贈った。