鈴鹿8耐が開幕 2輪レース 50チームが参戦

【ピットウォークで選手からサインをもらうモータースポーツファンら=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで4日、国内最大級の2輪耐久レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会」が開幕した。FIM世界耐久選手権第3戦も兼ねる。6日まで。

50チームが参戦。日本のほかアルゼンチン、オーストリアなど15カ国のライダー148人が、3日間にわたって熱闘を繰り広げる。県内勢は4チーム、県内ライダーは2人。

1チーム2、3人のライダーが1台のバイクに乗り継いで8時間走行し、1周約5・8キロの国際レーシングコースの周回数を競う。

この日はピットウォークや1回目の公式予選などがあり、3500人の観戦客が楽しんだ。県内チーム「アケノスピード」を応援しているという会社員池田伶人さん(24)=兵庫県神戸市=は「ことしで3回目。お祭りみたいな感じで毎年楽しんでいる。暑くなりそうだが選手たちには頑張ってほしい」と期待を込めた。

5日は2回目の公式予選で11位までを決めた後、上位10チームが決勝時のスタート順位を決める「トップテントライアル」がある。決勝レースは6日午前11時半スタート。