いなべ、初戦は沖縄尚学 夏の甲子園組み合わせ、第6日第1試合

対戦が決まり、ポーズをとるいなべ総合学園の堂上陸翔主将と沖縄尚学の佐野春斗主将=3日、大阪市で(代表撮影)

第105回全国高校野球選手権大会(日本高野連など主催)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールで開かれ、三重県代表のいなべ総合学園は11日の大会第6日、2回戦第1試合で沖縄代表の沖縄尚学と対戦することが決まった。

3年の堂上陸翔主将は沖縄尚学の印象を「身体能力が高く、レベルの高い野球をする」と話した上で、「どこが相手でも自分たちがやることは変わらない。全力プレーで戦い抜く」と意気込みを語った。

尾﨑英也監督は「パワーとスピードに優れた相手」と評価。「胸を借りるつもりで戦う」と話した。日程については「初戦までが長い。気分転換をさせながら、選手のモチベーションを維持していく」と語った。

いなべ総合は髙田陽聖、水野陸翔の両右腕による継投と、強打者石垣諒馬を中心とした粘り強い打線で夏の三重大会を優勝。県代表として7年ぶり3回目の夏の甲子園に挑む。最高成績は前回出場時の16強。

沖縄尚学は2年ぶり10回目の夏の甲子園出場。主戦右腕東恩納蒼は最速147キロの直球を武器に、夏の沖縄大会全5試合に登板して無失点。打線は長打力のある4番仲田侑仁を中心に、上位から下位まで得点力がある。