【松阪】己(おのれ)書師範で「歩歩樂道場」を主宰する三重県鈴鹿市の中西恵子さんと生徒の作品展がこのほど、松阪市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」交流館展示スペースで始まった。観覧無料。会期は29日まで。
日本己書道場は11年前、杉浦正総師範が開設した。書き方にルールがなく、自分の好きなように楽しく書くことを大切にしている。
中西さんは師範になって5年目。同所での展示会は3回目となる。今回は鈴鹿市や津市、松阪市、多気町などで指導する生徒と、師範となった教え子の谷村あけみさんと野島啓子さんが120点以上を出品した。
筆ペンや水彩絵の具で色紙やはがき、掛け軸に表現している、扇子やうちわ、陶板、木の板にも描き、中にはヒョウタンを使った作品もある。
中西さんは「同じお題でもそれぞれ個性があふれ、心引かれる作品となっている」と来場を呼びかけている。
水曜休館。16日は営業し、17日は休館。時間は午前10時―午後9時。