園児らに交通ルール指導 三重県警伊勢署、玉城町で教室

【横断歩道の渡り方を学び、実践する園児ら=玉城町蚊野の外城田保育所で】

【度会郡】楽しみながら園児らに交通ルールを学んでもらおうと、三重県警伊勢署は1日、玉城町蚊野の外城田保育所で、腹話術や模擬信号機などを用いた交通安全教室を開き、年長児34人が参加した。8月中に町内の4保育所で同教室を開く予定。

この日は、伊勢・度会地区交通安全対策協議会の交通指導員と腹話術人形の「けんちゃん」が、チャイルドシートの着用や自転車に乗った時のヘルメット着用などをユーモアを交えながら説明。「しっかりと交通ルールを守りましょう」と呼びかけた。

会場には模擬信号機や横断歩道、標識が設置され、園児らは信号が青になると、伊勢署員と一緒に右・左・右と周りを確認し、手を挙げて横断歩道を渡った。「止まれ」の標識がある場所では停止し、周囲の安全を確認して前に進んでいた。

園児らは「横断歩道を渡る時は緊張した」「教えてもらった交通ルールを守ります」などと話していた。