野球で全国・世界大会へ 度会中3年の荻田さん、町長に意気込み

【中村町長(左)に全国・世界大会への出場を報告した荻田さん=度会町役場で】

【度会郡】8月2─7日に大阪府で開かれる「エイジェックカップ日本少年野球選手権大会」と、同十|13日に愛知県などで開かれる「世界少年野球大会」に出場する、度会中3年で硬式野球チーム「東海中央ボーイズ」(愛知県)所属の荻田翔惺さん(14)=度会町栗原=の激励会がこのほど、度会町役場であった。

元高校球児の父親の影響で4歳ごろから野球を始め、地元の小学生軟式野球チームに入って活躍。中学から東海中央ボーイズに所属し、毎週土日に愛知県で練習を行い、それ以外は地元で自主練習に励んでいる。

チームは6月にあった予選で優勝し、全国大会への切符を手にした。荻田さんは主将を務め、外野手や投手、四番打者としてチームをけん引。決勝戦では勝ち越しの2ランを放った。日頃の活躍が認められ、日本代表中日本選抜の主将として、米国や韓国、中国など12チームが参加する世界大会への出場も決まった。

荻田さんは「春の全国大会は優勝したので春夏連覇を目指して頑張りたい。世界大会では仲間と協力して世界一になりたい」と意気込みを語った。中村忠彦町長は「しっかりとチームを引っ張り、優勝できるように頑張ってほしい」と激励した。