亀山市長が日本支部長に就任 健康都市連合「実現に尽力」

【定例記者会見に臨む櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市の櫻井義之市長は25日、市役所で定例記者会見を開き、健康都市連合日本支部の支部長に就任(今月13日付)したことを発表した。

同日本支部は、WHO(世界保健機関)が提唱する「健康を個人の問題としてのみ捉えるのではなく、都市そのものを健康にする」という理念に賛同し、その実現を目指す都市自治体の集合体として平成17年に創設。現在、全国37自治体と協力3団体が加盟。同市は平成22年に加盟。県内では、同市のみが加盟している。

これまで副支部長を務めていた櫻井市長は、前支部長の千葉県松戸市の本郷谷健次市長から支部長を引き継いだ。任期は同日から2年間。

櫻井市長は「37自治体の各都市が目指す、健康都市政策の進展に向け、都市間の相互交流と、情報を共有し、各都市の地域特性に応じた健康都市の実現に尽力する」と話した。

同市は、平成29年度第2次総合計画に将来都市像「緑の健都 かめやま」を掲げ、健康都市の実現に向け、免疫力を高める「食生活の改善」や「口腔予防」の講座など市民の健康に関する取り組みを展開している。