「地域の自治体や商工団体と連携を」 東海財務局津財務事務所長が本社来訪 三重

【小林社長(右)にあいさつする米倉所長(左端)=津市の伊勢新聞社で】

東海財務局津財務事務所の米倉洋成所長(56)が24日、三重県津市本町の伊勢新聞社を訪れ、小林千三社長に着任あいさつをした。米倉所長は「地域の自治体や商工団体と連携して地域の課題に少しでも役立ちたい」と抱負を語った。

米倉所長は観光以外の来県は初めてといい、三重県の印象について、「南北に長く北はものづくり、南は観光や一次産業が盛んで多様な産業構造という印象。自然も豊か」と話した。

そのうえで「地域連携や広報活動などこれまで力を入れてやってきたことは引き継ぎたい」と話した。

小林社長は米倉所長が熊本県出身という点から、「大成する人は九州出身が多い」と話し、「日本の財務の根幹を握っている。発展に努力し、三重県をよろしくお願いします」と呼びかけた。

米倉氏は昭和60年4月に熊本国税局に入局。九州財務局総務部経済調査課長、近畿財務局奈良財務事務所長などを経て今月から現職。