高校総体や高文祭、放送コン向け健闘誓う 鈴鹿高・中の生徒

【全国大会に向けて意気込みを順番に話す生徒ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】夏休み期間中に開催する「令和5年度全国高校総合体育大会」「第47回全国高校総合文化祭」「第70回NHK杯全国高校放送コンテスト」に、それぞれ三重県代表で出場する鈴鹿市庄野町の私立鈴鹿高校、鈴鹿中等教育学校の生徒計31人が20日、同市役所を訪問し、末松則子市長に健闘を誓った。

22日―8月21日に北海道で開催する同体育大会には、鈴鹿高校男女剣道部の計14人、同陸上部の4人のほか、ウエイトリフティング競技には2年の伊阪夏妃選手が女子49キロ級に個人で出場する。

また、鈴鹿中等教育学校からは陸上部の6年、緒方英二選手が男子100メートルに出場する。

鈴鹿高校放送部は24―27日に東京都で開催する同放送コンテストで、アナウンス部門など3部門に計11人で臨むほか、29日から8月4日に鹿児島県で開催する同文化祭にも朗読部門など2部門に2人が参加する。

来庁した生徒らは1人ずつ順番に意気込みを述べ、陸上競技の女子800メートルと1500メートルに出場する鈴鹿高3年の松本未空選手は「最後のインターハイなので悔いのないよう頑張る」と話した。

末松則子市長は「たくさんの人が出場するので強みになるのでは。いい報告を楽しみにしている」と激励した。