![web09◎P説・ないぜしぜん村で地場産の果物を使ったかき氷を販売](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2023/07/21b810fb45be9e057b5dc583ec15aad4.jpg)
【度会郡】三重県南伊勢町内瀬で地場産品の販売や観光農園を手がける「ないぜしぜん村」(山出公一郎村長)は、地場産のイチゴやミカンを使ったかき氷の販売を始めている。いずれも税込み400円。9月末まで販売予定。木曜日は休み。
イチゴ本来の甘さや果実感が味わえる「ほんものイチゴ氷」は、山出村長の友人のイチゴ農家、西岡正隆さんが町内で栽培した「かおり野」を使用。西岡さんから形や大きさがふぞろいのイチゴを活用して何かできないかと相談があり、商品開発に取り組んだ。
素材そのもののおいしさが楽しめるジャムのシロップにしようと試作を開始。粗めにジューサーにかけて果実感を出して煮詰め、イチゴの甘さを生かすように砂糖は控えめにした。
温州ミカンの爽やかな甘さや果実の食感が楽しめる「つぶみかん氷」は昨年開発し、好評だったため今年も販売。ハンドジューサーを使ってミカンジュースを作る時に残ってしまうミカンの粒を再利用し、爽やかなかんきつの風味を引き出すために甘さを控え、青いセミノール果汁を加えて柔らかく煮詰めた。
山出村長は「ないぜしぜん村の海の見えるテラスでゆっくりと食べてもらいたい」と話した。