子育て支援や熊野古道保全で寄付 イオンリテールとマックスバリュ東海、三重県に458万円

【一見知事(手前)に寄付の目録を手渡す石河支社長=県庁で】

イオンリテール(本社・千葉市)とマックスバリュ東海(本部・浜松市)は20日、三重県に458万7712円を寄付した。県は子育て世帯への支援や熊野古道の保全などに充てる。

県によると、イオンリテールと結んでいる包括連携協定に基づく取り組み。イオンの電子マネー「熊野古道伊勢路WAON」と「みえ子育てWAON」で支払われた金額の0・1%を寄付している。

熊野古道伊勢路WAONは平成22年11月に発行し、寄付は12年目。みえ子育てWAONは30年11月に発行し、寄付は5年目。今回を含めた寄付の総額は3601万5879円に上る。

この日、イオンリテール東海カンパニーの石河康明支社長らが県庁を訪れ、一見勝之知事に目録を手渡した。石河支社長は「県民の皆さんに参加してもらいながら地域貢献を続けていきたい」と述べた。

一見知事は「ありがたく使わせてもらっている」と謝辞。「今まで以上に子どもを支援するため、今後も協力していただきたい。世界遺産登録20周年を迎える熊野古道にも引き続き支援を」と述べた。