電子マネー32万円分詐欺被害 志摩の70代男性、架空請求で 三重

【鳥羽】三重県警鳥羽署は18日、志摩市の70代男性が、電子マネー32万円分をだまし取られる詐欺に遭ったと発表した。架空請求詐欺とみて調べている。

同署によると今月14日、自宅のパソコン画面に警告文が表示された。記載の番号に電話すると「マイクロソフトのジャックウイリアムズ」と名乗る男から片言の日本語で「パソコンにウイルスが侵入し修理に費用が必要」「今後侵入を防ぐ保証に入りませんか」などと言葉巧みに誘導された。

男性は午後4時5分から6時40分ごろまで志摩市内のコンビニ店で3回にわたって電子マネー15枚を購入し、コード番号を入力。3度目の入力後、家族と話して詐欺と気づき、警察に通報したという。