3高校美術部の力作並ぶ 絵画や映像、桑名で企画展 三重

【高校生の力作が並ぶ会場=桑名市南寺町のギャラリー寺町で】

【桑名】桑名高校(三重県桑名市)、いなべ総合学園高校(いなべ市)、四日市メリノール学院高校(四日市市)の3校の美術部員が手がけた作品を集めた「2023高校美術部展」が19日、桑名市南寺町のギャラリー寺町で始まった。絵画を中心に立体作品や映像作品もあり、力作約35点が並んだ。23日まで。

ギャラリーの企画展で、今年で3回目。高校生に発表の機会を与え、生徒同士の交流と地域の文化発展などを目的に開いている。

会場には、愛らしいリスや口を手で押さえ笑う女子高生、満開のヒマワリをキャンバスいっぱいに描いた作品などが並ぶ。

会場に訪れていた同市馬道の日本画家水谷桑丘さんは「バラエティーに富んでいて、若い人の意気込みを感じる」と感心しながら見入っていた。