新型コロナ9週連続で増加 三重県内、前週の1・31倍

三重県は19日、県内の新型コロナウイルス感染状況を公表した。10―16日の1週間に報告された新規感染者数は1医療機関当たり平均15・53人で、前週の1・31倍。9週連続で増加した。

保健所管内別の1定点(医療機関)当たり新規感染者数は、桑名28・2人▽四日市8・3人▽鈴鹿11・6人▽津18・45人▽松阪11・25人▽伊勢19・82人▽伊賀11・38人▽尾鷲13・5人▽熊野4人―となっている。

19日現在の病床使用率は24・3%で、11日から4・7ポイント上昇。入院中の感染者は21人増の109人で、確保病床を1床増やして449床とした。重症者はいない。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは「医療機関からの報告を元に推計すると、県内では1日当たり約千人が感染していると考えられる。今後も感染者が増加する可能性が高い」としている。