野村アセット、三重県子ども基金に300万円寄付

【服部副知事(中央)に目録を手渡した鈴木常務(左から2人目)ら=県庁で】

野村アセットマネジメント(本社・東京都)は18日、三重県の子ども基金に300万円を寄付した。県は子どもたちの夢や希望の実現を支える「みえの子ども応援プロジェクト」に充てる。

県によると、寄付は同社と地域の金融機関が連携して地方創生に向けた取り組みを進める「志プロジェクト」の一環。投資信託による収益の一部を寄付した。

この日、同社の鈴木伸雄常務が県庁を訪れ、服部浩副知事に寄付の目録を手渡した。鈴木常務は「我々は常に世の中に貢献することを考えている。今後もプロジェクトを継続したい」と述べた。

服部副知事は「子どもたちは新型コロナの影響でさまざまな体験をする機会や人との交流が減った。寄付金は子ども食堂など、子どもの居場所づくりに使いたい」と話し、鈴木常務に感謝状を手渡した。

同社の投資信託を扱う百五銀行、百五証券、三十三銀行の代表らも同席。百五銀行の杉浦雅和頭取は「地域に貢献でき、意義深い」、三十三銀行の渡辺三憲頭取は「地域銀行の役割は地方創生。これからも一生懸命取り組む」と述べた。