「津の歴史と民話」親子で聞こう 来月、湯元榊原館で紙芝居や講話

【「親子で聞く津およびその周辺の歴史と民話」への参加を呼びかける前田社長(左から2人目)とガイド団体の皆さん=津市榊原町の湯元榊原館で】

【津】三重県津市榊原町の温泉旅館「湯元榊原館」(前田諭人社長)は8月19日と26日の全2回、同館と同市丸之内の津城跡で小学生とその保護者を対象に「親子で聞く津およびその周辺の歴史と民話Ⅰ」を開催する。参加費は日帰り温泉入浴券が付いて1組千円、1人追加ごとに500円。定員50組で先着順。参加希望者は8月10日までに申し込む。

同館の人気企画「みえを知る旅」の特別編で、若い世代に三重の歴史や文化風土を継承するのが狙い。津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会が協力する。

19日は午前10時―正午、安濃津ガイド会の見並勤子副会長による講演「津の歴史に残る女人~清雲院お奈津の方、富田信高夫人」▽紙芝居「窪田の常夜灯」(一身田寺内町ほっとガイド会)「天に昇った龍」(芸濃ふるさとガイド会)▽郷土史家浅生悦生さんの講話―がある。

26日は午前9時半―同11時、「出かけてみよう! 津城へ」として安濃津ガイド会の案内で津城跡と模擬三重櫓(やぐら)を見学する。

前田社長は「歴史や文化を若い人が知るきっかけをつくりたい。夏休みの宿題に活用してもらえれば」と参加を呼びかけた。問い合わせは同館=電話059(252)0206=へ。