鈴鹿大、短大と白子高が連携協定 授業聴講や出前授業

【協定書を手にする(左から)長澤学長、山口校長、川又学長=鈴鹿市白子4丁目の県立白子高校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市郡山町の鈴鹿大学(川又俊則学長)と同大学短期大学部(長澤貴学長)は18日、同市白子4丁目の県立白子高校(山口雅弘校長)で、3校による高大連携に関する協定を締結した。

協定締結により、大学の授業科目への聴講や施設見学、大学教員による高校への出前授業、教員間の教育についての情報交換と交流などに取り組む。

双方の連携と交流を通じて魅力ある大学、高校づくりを推進するのが狙い。同大学の提案で話が進んだ。

高大連携に関する協定締結は、同大学と短期大学部が6校目、同高校は4校目となる。

同日の協定締結式で、山口校長は「連携は生徒たちにとって大変有益であると感謝している」、同大学と同短期大学部を運営する享栄学園の水谷明弘学園長は「将来的には白子のまちの活性化など、地域課題の解決に向けて生徒と学生が一緒に活動できれば」とそれぞれあいさつした。

その後、山口校長、川又学長、長澤学長の3人が協定書に署名した。