<高校野球三重大会>プロ注目の木本・久保が先頭打者弾

【木本―明野 一回表、先頭打者本塁打を打つ木本1番久保=ダイムスタジアム伊勢で】

今春のセンバツで21世紀枠の最終候補に選ばれた木本。「実力で甲子園へ」と意気込むプロ注目の3年生捕手久保が一回に先頭打者本塁打を放つなど、序盤の猛攻で明野に5―1で快勝した。

今年4月に就任した菰野OBの小林監督の「1番良いバッターを1番最初に」という方針で春の県大会から1番を務めている。「二塁打以上でチャンスメークしたい」という初回の打席で最高の結果を出した。

それでも2打席目の犠飛や3打席目以降の凡退を「捉えきれなかった」と反省。「今後は打たないといけない場面でしっかりと打ちたい」と先を見据える。

次戦は昨秋の県大会3位決定戦で敗れた海星が相手。「同じ相手に2度負けたくない。負けたら終わりなので勝ちきりたい」と力を込めて話した。