4年ぶり「花蓮まつり」 亀山の穴虫の郷で

【写生大会でハスの花を描く子ども=亀山市辺法寺町の「穴虫の郷」で】

【亀山】三重県亀山市辺法寺町のまちおこし団体「六○会(ろくまるかい)」(笠井年憲会長)は16日、同会が管理する同町内の公園「穴虫(あなむし)の郷(さと)」で、4年ぶりに地域交流「花蓮まつり」を開催した。

町民と連休を利用し実家に帰省した人ら約400人は、同公園内に咲き誇るハスの花を楽しみながら、祭りで交流を深めた。

祭り会場では、地元大正琴サークル「オルゴールの会」による演奏や子ども対象のザリガニ釣りと写生大会、そうめんとかき氷の振る舞いのほか、地元住民らが制作した、「トトロ」や「マリオ」など17体のかかしコンクールもあった。

また、公園に隣接する辺法寺地区処理施設の見学会もあった。笠井会長(75)は「今年ようやく祭りが開催できることになり、多くの地元住民らに楽しんでもらえた」と会場内を見回っていた。