松阪祇園まつり始まる 三社みこしが練り込み

【松阪神社を出発するみこし=松阪市殿町で】

【松阪】三重県松阪の夏の風物詩「松阪祇園まつり」(松阪市観光協会主催)が15日、同市中心商店街一帯で始まった。コロナ禍で中止や縮小が続き、4年ぶりの本格開催となる。16日まで。

同まつりは初午(はつうま)大祭、氏郷まつりと並ぶ松阪3大祭りの一つ。

松阪神社(殿町)、御厨(みくりや)神社(本町)、八雲神社(日野町)の「三社みこし」が担ぎ手の「チョーサヤ、チョーサヤ」の掛け声とともに各神社を出発。市街地を練り歩き、市中心部の日野町交差点に3神社のみこしが集まる「練り込み」で最高潮を迎えた。

16日は同交差点周辺で市無形民俗文化財「松阪しょんがい音頭と踊り」や「松阪しょんがいソーラン」などを披露する。