無免許運転で物損事故 ヴィアティン三重、バスケの外国人選手

バスケットボールのB3リーグに所属するヴィアティン三重(桑名市)は14日、ナイジェリア国籍のフィリップ・アブ選手(26)が無免許で車を運転し、物損事故を起こしたと公式サイトで発表した。

クラブによると、同選手は今月3日、自宅近くの商業施設で、ナイジェリア国内の運転免許のみ保有した状態で車を運転中、駐車していた車に接触した。車には誰も乗っておらず、けが人はなかった。

同選手は22―23シーズン、神奈川県内の別のB3リーグチームに所属していた。車はチーム合流の準備などのため、同選手の家族が日本国内の運転免許を持っていることを確認した上で、クラブが貸与したが、事故当日は同選手が無断で車を運転していたという。

クラブでは同選手に対し、1カ月の活動停止▽社会奉仕活動の実施―などの処分のほか再発防止対策も行うとし「全ての関係者の皆さまの期待を裏切り、多大なご心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」としている。